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イベントレポート

「ニューヨーク・ハーレム・シンガーズ ゴスペル・ワークショップ」~プロのボーカルグループと夢の共演~

音楽・文化

【目的】

一般公募で集まった約100名と、ニューヨークを拠点に世界中で人気を集めるボーカルグループ“ニューヨーク・ハーレム・シンガーズ(以下NYHS)”の共演の場を企画。 事前にプロのゴスペルユニットによるワークショップを行い、初心者にはステージに立つ喜びや歌う事の楽しさを伝えると共に、経験者に対しては技術向上の機会とする。また、参加者を一般公募にすることにより、参加者同士の新たな交流の場をつくる。

【取り組み内容】

・本番の12/17(日)開催『ニューヨーク・ハーレム・シンガーズ クリスマス・ゴスペル・コンサート』(当館主催事業)に向けて、プロのゴスペルユニット“COCORO*CO(ココロコ)”によるワークショップを、11/26(日)、12/3(日)、12/9(土)、12/16(土)の計4回実施しました。COCORO*COは、前年度に開催した『水音 Vol.1』(当館主催事業)に出演しており、心あたたまるステージが人気のグループです。また、今回の課題曲は、ゴスペルの作品の中でも人気の高い≪Oh Happy Day≫≪ハレルヤ!≫の2曲としました。

・参加者は、小学生~70代までの約100名。初心者からゴスペルの経験がある方まで集まりました。

・練習内容は基本的な発声方法や、ゴスペルを歌う際のサイン(合唱指揮者は、歌唱中に合唱団への指示を手のサインで行う)等ゴスペルに関する専門知識のレクチャーからはじまり、各課題曲を歌う際のポイントの指導など、多岐に渡りました。また、本番の舞台をより盛り上げるため、練習の後半からは振付の指導なども取り入れました。ゴスペル経験者が多数参加しており、その方々が初心者の参加者を積極的にリードしている様子なども見受けられ、回を重ねる毎に参加者の団結力が増していきました。

・また、12/3(日)には大和駅前広場にて開催されていたイベント『冬のフリマフェスタ』のステージでワークショップ参加者のうち、有志で集まった10名が≪Oh Happy Day≫を披露し公演をPRしました。

・本番時は、参加者と共に講師もステージに上がり、NYHSと練習の成果を披露しました。練習した課題曲の他に、アンコールにも急遽参加するなど、NYHS・ワークショップ参加者ともにステージを大いに楽しみ、来場者からは大きな拍手が贈られました。

【成果】

ワークショップ初回から講師が「今回の参加者はレベルが高い」と話していましたが、参加者一人ひとりの向上心が強かったため、回を重ねる毎の上達度が非常に高く、そのレベルの高さは本番日のリハーサル時にNYHSも驚くほどでした。また、公演アンケートからうかがえる一般来場者からの評価も高いものとなりました。

ワークショップ自体の内容についても、参加者から「また参加したい」「良い経験となった」などの感想があり、歌う事の楽しさを実感していただけるものとなりました。合わせて「大和でゴスペルクワイヤを作ってほしい」などの声もあがっており、参加者同士が新たな交流を築きワークショップを楽しむことが出来た結果であると考えます。

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