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イベントレポート

「東京バレエ団 子どものためのバレエ≪ねむれる森の美女≫」~未来のバレリーナが東京バレエ団と共演~

音楽・文化

こども

【目的】

大和市内のバレエ教室で日々練習に励む子ども達が、2014年に創立50年を迎えた、日本を代表するバレエ団である東京バレエ団に所属するプロのダンサーと同じ舞台に立つ事によって、技術面の向上だけでなく、プロとしてのバレエに対する情熱に触れ、今後の各々の活動に対する意識を向上させる機会を創る。

また、地元のバレエ教室にホールをより身近な存在に感じていただくと共に、地域の文化振興に対し一層の協働関係を深める機会とする。

【取り組み内容】

・8/12(土)開催『東京バレエ団 子どものためのバレエ≪ねむれる森の美女≫』(当館主催事業)にて、大和市内のバレエ教室に通う子どもたちに、キャストの一員として出演してもらうことを決定。

・さっそく協力を依頼し、教室に通う生徒8名が出演しました。役どころは、子ども時代のオーロラ姫や7人の小人など。いずれの役も、東京バレエ団のダンサーと一緒に出演しました。

・出演する市内のバレエ教室には、東京バレエ団からの映像資料をもとに教室で演技・動作の練習を重ねた後、本番日にバレエ団の振付師より細かな演技のレッスンを行いました。バレエの基礎的な動作については勿論、動きのタイミングや表情についてなど細かな点まで指導がありました。子どもたちは、ただ決められた振付を踊るのではなく、表情や手足の動き等、身体全てで表現する事の重要性を学んでいました。

・また、ダンサーと一緒に演技をする際に、子どもたちが上手くタイミングが掴めない時は、ダンサーが子どもに歩み寄って動き易いように配慮する場面もあり、短い時間の中でダンサーと子どもたちが協力して舞台をつくりあげていきました。

・本番では、直前までのレッスンの成果もあり、子どもたちは堂々とした様子で舞台に上がっていました。東京バレエ団のダンサーと共に舞台を盛り上げ、カーテンコールにも登場し、大きな拍手を集めました。

【成果】

プロの振付師からの指導は、子どもたちにとって自らの表現を見つめ直す貴重な機会となりました。子どもたちからは「緊張したけれど楽しかった」などの感想がありました。

また、大和市内の団体と協力して公演を創りあげていく事によって、講師や生徒、そしてその保護者など、多くの方にホールの特性や活動・取り組みについて深くご理解いただく事ができました。実際に今回の協働をきっかけに、ご出演いただいたバレエ教室に発表会の会場としてホールをご予約いただくこととなり、新たな関係を築く事ができました。

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